第4回(平成27年5月8日配信)消防職

所属・氏名は?

北消防署 警防課 第二部
近藤 さとみ

役職(性別),これまでの経歴は?

消防司令補(女性),平成8年度採用

平成8年4月~  :消防学校 教養課(初任教育)
平成8年10月~  :伏見消防署 予防課
平成11年10月~:中京消防署 予防課
平成13年10月~:山科消防署 警防課(救急隊)
平成15年4月~  :安全救急部 災害情報管理課(指令センター)
※現・警防部 指令課
平成19年4月~  :伏見消防署 警防課(救急隊)
平成20年4月~  :左京消防署 予防課
平成21年4月~  :警防部 指令課(指令センター)
平成26年4月~  :北消防署 警防課(指揮隊)

※平成27年5月現在の内容です。

仕事内容・担当業務は?

現在,北消防署で指揮隊員として勤務しています。指揮隊とは指揮隊長・副指揮隊長・指揮隊員の3名で構成されており,災害現場において,災害発生状況や負傷者等の情報,現場活動上における危険情報等を収集・把握し,それらを基に活動方針を立て,出動部隊を指揮し,災害の被害を最小限にするという役割を担っています。また,担当地域において高齢者宅等への出火防止の呼びかけ訪問も実施しています。

指揮活動の様子

指揮活動の様子

職場の雰囲気は?

私が所属している北消防署警防課第二部は指揮隊長以下23名で,指揮隊・消防隊・救急隊で構成されています。災害出動に備え,24時間体制で勤務,寝食を共にしているので普段は和気あいあいとした楽しい雰囲気ですが,いざ災害が起これば「市民のいのちと暮らしを守る」という情熱が人一倍強い職員ばかりです。

仕事のやりがいはどんなこと?

今まで予防課,救急隊,指令センター,指揮隊と様々な職種を経験しましたが,どの職種でも市民の方と接する機会が大変多く,自分の言動や行動は常に見られているというプレッシャーがあります。プレッシャーがある中,活動上どんなにつらいことがあっても,市民の方から「ありがとう」という感謝の言葉をいただくと何よりもやりがいを感じます。

仕事の中で困難だった出来事は?

平成25年の台風18号発生時,指令センターで勤務していました。長時間にわたり,119番回線がパンクするほど多くの通報があり,言葉では言い表せないくらい忙しく,混乱もしていました。しかし,限られた人員・部隊を駆使し,また現場の部隊の必死の活動もあり,通報があった全ての災害に対し,無事に対応を終えることができました。

女性にとって働きやすい職場であると感じるのは?

消防は女性が少ない職場です。特に24時間勤務をしている女性は所属に一人だけということが多いので女子トークができない寂しさは若干あります。しかし,女性が少ないながらも24時間勤務ができる環境や体制を整えてもらっています。また,結婚しているので,24時間勤務をするにあたって家族の理解やサポートも重要だと思います。

京都市の消防職として働く魅力とは?

近年,地域のつながりが希薄になってきたといわれていますが,京都消防といえば市民や地域団体・事業所と共に防火防災に取り組んできた地域密着型の消防です。諸先輩方が地道に取り組んでこられた活動の一端を担えることが魅力の一つだと思いますし,その地道な活動を次の世代にも伝えていきたいと思います。

今後の展望は…?

私は京都市で生まれ育ち,歴史と伝統のあるまち「京都市」が大好きです。近年,国内外を問わず,世界各地で大規模な災害が発生しており,内容も多種多様化・複雑化しています。そのような災害から市民の生命・身体・財産を守る消防職員としてこれからも日々,自己研さんに努めたいと思っています。