第17回(平成29年8月3日配信)消防職

所属・氏名は?

京都市消防局 消防学校技術指導課
小林 知之

役職(性別),これまでの経歴は?

消防司令(男性) 平成5年入庁
(消防署等を経て)
平成21年4月~:京都府立消防学校(教官として派遣)
平成23年4月~:警防部消防救助課 本部指揮救助隊
平成25年4月~:南消防署 吉祥院特別救助隊
平成28年4月~:警防部消防救助課(現 消防学校技術指導課)
※平成29年8月現在の内容です。

ある1日の流れ

時間 仕事
8:30 消防学校全体ミーティング
9:00 部隊の訓練指導
12:00 休憩
13:00 他都市消防本部の視察対応
15:00 部隊の訓練指導
16:00 各種専科教育,初任教育生への訓練指導
17:30 退庁

仕事内容は?

訓練指導中

訓練指導中

 現在私は,消防学校の技術指導課訓練指導係長という立場で,消防隊や救助隊が災害現場活動を円滑に行えるよう,訓練指導をしています。実際に発生した災害を教訓に,どのように活動すれば災害から市民を守るという目的を達成できるのかを考え,訓練の計画や立案をしています。直接,訓練指導をする際は,隊員が安全・確実・迅速に災害現場で活動できるよう,特に配慮して指導しています。

職場の雰囲気は?

 消防は男性の職場と思われがちですが,京都市消防局では様々なポジションで女性が活躍しています。もちろん災害現場活動でも,男女を問わず,共に災害と戦っています。私は女性隊員にも訓練を指導するのですが,女性隊員も男性隊員と同様に高い志をもって訓練に励んでいます。同じ目標に向かって自らを高め合えるいい職場だと思います。

仕事のやりがいはどんなこと?

 今の仕事は,実際に災害現場活動を行って誰かを助けるということはありませんが,共に訓練を行った消防士の仲間が,災害から市民を守るため,助けを求める人を救うために日夜努力し,活躍していることが,私のやりがいです。

仕事の中で困難だった出来事は?

 災害現場で救出した方が,残念ながらお亡くなりになることがあります。自責の念に駆られることもありますが,亡くなられた方の命や想いを無駄にしないようにと現場活動を振り返っては訓練を重ね,次の現場に生かせるよう訓練に励んでいます。

ワークライフバランスのためにどんなことを?

祇園祭2014 私は,休暇等を有効に利用して,日本三大祭りの一つである祇園祭に参加しています。参加させていただくようになり,約20年になります。祇園祭は災厄の除去を祈ったことがその始まりとされており,消防士としてこの祭りに携われることに喜びを感じています。また,消防以外の仕事の方々と交流することによって心身をリフレッシュさせるようにしています。

就職先として京都市を選んだ理由は?

 京都は日本人の心のふるさとであると,私は思います。日本が世界に誇る文化財や歴史ある木造建物,日本文化が息づいているこの街を守りたいと思い,就職先として京都市消防局を選びました。

京都市で消防職として働く魅力は?

本部指揮救助隊

本部指揮救助隊(筆者左)

 京都市は世界中から観光客が訪れる国際都市です。1200年もの歴史のある,京都を守るという気概は何物にも代えがたい魅力があります。その京都を,暮らす人や訪れる人を災害から守るために造られた京都市消防局の訓練施設は,全国でも屈指の施設だと自負しています。京都市の消防職員は,ここで訓練を重ねながら,日々,『助けを求める人は必ず救出する』『自らの手で京都を守りたい』と誓いを新たにしています。私たちと一緒に京都を守る仲間になりませんか。